サイトトップ > ラインストーンとスワロフスキー
ラインストーンとスワロフスキー
ラインストーンとは、ガラスやアクリルなどを宝石のように多面カットして、裏面に金属を真空蒸着したものです。元々は、透明のガラスで人工的に作った模造ダイアモンドのことであり、ライン河畔で生産されていたことからラインストーンと呼ばれるようになったのです。
現在では、主に装飾として利用されています。衣服や小物などにそのまま貼り付けたり、ネイルアートにもよく利用されています。特に携帯電話のデコレーションとしてよく使われており、ラインストーンで装飾された携帯電話のことは「デコ電」と呼ばれています。
基本的には、接着材で貼り付けていきますが、「ホットフィックス」と呼ばれるアイロンの熱によって接着できるものもあります。このラインストーンの製造メーカーとしては、スワロフスキー社が有名であり、スワロフスキーという言葉は、ほとんどラインストーンと同じ意味で使われることも多いです。
スワロフスキー社は、1895年に創設されたオーストリアのクリスタル・ガラス製造会社です。ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツなども手がけており、オーストリアを代表するクリスタル・ガラスモチーフで国際的にも有名な会社です。
そのカッティング技術やクリスタル・ガラスの製造技術には独自のものがあり、最近ではラインストーンをはじめとして、ビーズやペンダントトップ、ボタンといったアクセサリー製品の製造も行っています。
ラインストーンのデザイン